2012-03-20から1日間の記事一覧

アサッテの人  諏訪哲史

ドタバタ漫画を連想させるタイトルで、すわ東海林さだおが菊池寛賞を取った勢いで、純文学に乗り込んできたのかと思ったが、豈図らんや、読んでみれば、笑えないこともないが基本的にはマジメな哲学的思弁小説だった。いわゆるメタフィクションということに…